次世代通信の開発を推進中。VRやAIなどの取り組みも進めています。

人々がスマートフォンやPCなどのデバイスを複数持ち、いつでも、どこでも、当然のように情報のやりとりを行っている。今日のような情報通信の発展は、1990年半ばに始まったものでした。「Everything over IP(IPの上にすべての情報を乗せよう!)」というフレーズが使われ出したこの時代、私たちKDDIは、IPに統合された通信網をいち早く実現するために、パートナー企業と連携し、世界有数の規模を持つNext Generation Network(NGN)を構築。さらに、プラットフォームやシステム・アプリ、デバイス、保守運用に至るまでのナレッジを蓄積し、トータルな知見を強みとしながら、固定系・移動体系の双方でサービスを進化させてきました。
そして、この先を展望した時に、近い将来、必ず来ると予見されるのがIoT/M2Mの時代です。モバイル領域では、5G(第5世代)通信の時代も迫っています。そのため私たちは今、2020年の実用化を目途として5Gの研究開発を加速するとともに、ビッグデータの処理・分析能力向上や、VR、AI、ロボティクスなどへの取り組みを進めています。決して現状にステイせず、成長を志向し続ける。それがKDDIの方針であり、私たち技術部門のスタンスです。

5Gの登場で未来社会が幕開く。今まさに通信キャリアが面白い。

先に挙げた5Gがスタートすれば、VRの分野では高精細な3D画像を自由視点で見られるようになり、現実世界とネットワーク上のバーチャル世界の融合が進みます。SFに描かれていたような近未来社会が具現化されるのです。おそらく、今後5年の間には、かつてアナログ回線がIPに置き換わった頃に匹敵するような生活・文化の大変革が、猛スピードで進むことでしょう。このタイミングで通信キャリアに入ること、殊に、サービスの拡大に意欲的なKDDIに身を置くことは、この上なくエキサイティングなことと思います。
KDDIの技術部門は、受け身の組織ではありません。1~3年、3~5年先に台頭する技術を捉え、いかなるサービスが可能になるかを、事業部門に発信しています。企画部隊と協働しながらサービスづくりを主導しています。KDDIがライフデザイン企業を標榜し、世の中のIoT化支援に力を入れている現在、私たちが扱う技術範囲も日ごとに多様化しています。ゆえに中途採用に際しても、広範な技術分野の方々をお迎えしたいと思うのです。未来のサービスを創るため、時代の先頭を走り続けていくために、私たちは常に外からの新しい風を受け入れ、技術の進化を追い続けていきたいと考えています。
(2017年4月取材)