ロボティクスを極めるなら世界トップクラスの企業で、と入社を決意。

小学生の頃からゲームが大好きで、大学生の時、自分が作ったソフトで作りたいものを形にする面白さを実感。「こういう技術を作れば、音や画像を制御して、自分の好きなものを形にできるんだ」と気付いて以来、どんどんプログラミングの世界に夢中になっていきました。

授業だけでは物足りず、何か面白いことがやりたいという想いから、5~6人でチームを組み、「学生対抗手作りバーチャルリアリティコンテスト(IVRC2000)」に応募したことも。コンテストでは「バーチャルチャンバラ」というゲームを開発しました。自分でいうのもなんですが、実際に遊んでみたら楽しかったです。

もともと大学でもロボットを研究していました。そして、ファナックはFA(工場自動化)事業を基軸に、産業用ロボットも事業化させ、現在高いシェアを誇っています。FA・ロボットが世界の製造現場を支えている・・・。元々ロボットが好きで、ロボティクスを極めたいと思っていた私にとって、これは大変魅力的で、迷わず入社を決意しました。配属先はFA部門でしたが、同時5軸加工機能の開発という、ロボットで得た知識を十分活用できる職場だったので、満足でした。

開発に没頭できる...まるで研究室のような環境。

入社して、すぐに任されたのは、「同時5軸加工機能」の新機能の開発です。

なかでも特に苦労したのが、加工する際に発生する速度のムラや表面の傷を改善するために、なるべく加減速を発生させずに滑らかにコーナリングをする機能の開発です。想定以上に時間がかかったり、思ったような性能がでなかったり・・・。一日中、問題解決策を考えていた日もありました。開発には様々な壁がありましたが、新機能を開発したことで、お客様から「これは非常に良い」というお声をいただけたのはとても嬉しかったです。

開発では複数の問題が競合し、あちらを立てればこちらが立たず、という状況になることがあります。そんな時私は、色々な方法で抽象化を試み、それらの問題に共通の性質を抽出できないか考えます。そしてその性質を踏まえてさらに考えることで、つぶしの効く良い解決方法を導出できます。自分なりの手法で難しい問題にも向き合い続けることができる、そんな人が当社には合っているかもしれません。もちろん、納期は守りながらですが、目の前の問題に没頭できるので、環境は研究室にいた頃と似ているかもしれません。

機能全体を一貫して担当するからこそ、大変だけど面白い。

開発は機能ごとに受け持ち、要件定義から実装まで、最上流から一貫して担当します。もちろん、入社後ただちに、すべてを任されるわけではなく、C言語の研修やCNCについての座学、個々のスキルに合わせたOJTといった研修が用意されています。

さらには研究・開発予算も取りやすく、裁量を持って開発ができ、困った時は周りのスペシャリストに相談しながら開発ができるので、これといった不安はなかったですね。

実は今まさに、新しいプロジェクトが始まったところです。詳しいことはお話しできないのですが、これが形になれば、きっと世界の製造業に貢献できるはず。ずっとやりたいと思っていたことに取り組めていて、毎日充実しています。このプロジェクトを形にすることが、今の私の使命です。