『モノづくりの根幹』であるFA事業が入社の決め手。

幼い頃からモノづくりや、その仕組みを知るのが好きで、大学では機械工学を専攻。自動車の制御を主に学んでいました。就職先として様々な業界を見ましたが、そんな中で私がファナックを選んだのは、少数精鋭ながら、FA(工場自動化)事業で業界シェアNo.1を誇る企業だったからです。

FAは世界のあらゆる製品を生み出す、いわば『モノづくりの根幹』。そのトップランナーであるファナックであれば、大学で学んだ機械工学の知識を活かしながら、様々な業界に幅広く携わることができると思ったのです。また、少数精鋭で自分の仕事の割合が大きく、やりがいを持って働けると思ったのも決め手の一つでした。

入社後は、CNC(コンピュータ数値制御装置)の状態表示や操作を行うソフトウェア開発(GUIアプリケーション開発)を担当。製造現場の方が使用する機能を開発するため、現場へのヒアリングを行いながら、機能に落とし込んでいきます。開発スパンは早いもので1週間、長いもので1年以上。新しい機能をリリースした後も、更なる改善を重ねていきます。

お客様からの「分かりやすいね」が開発の醍醐味。

これまで様々な機能を開発してきましたが、なかでも苦労したのは、トラブルシューティング機能を表示させる画面の開発です。

以前は、工作機械に誤作動が発生するとアラームが出るだけでしたが、それだと、現場の方は、どう対応していいか分かりません。そこで「なぜ止ったのか」「どこを直せばいいのか」を画面に表示させる機能を開発することに。これまでも似たような機能はありましたが、不具合を起こしている箇所とその対処方法を、写真を用いてより分かりやすくアレンジして表示させるようにしたのです。

開発にあたっては、関係者も多く、十人十色の技術者の意見をまとめるのが大変でした。それでも諦めず、お客様の思考に沿って、アラームが発生してから解決までのシナリオを描き、開発を進めたことで、お客様にとって使いやすい機能を開発できたのではと自負しています。お客様の声を聞きながら開発を進め、「分かりやすいね」と言っていただけたときは、何よりも嬉しかったですね。

“限界より少し上の仕事”だからこそ、日々成長を実感できる。

ファナックは、自分が考えている限界の少し上の仕事を任せてくれます。最初は難しいと思ったことでも、周りのスペシャリストの力を借りながら、向き合い続けてみると何とかなるもの。おかげで私も日々成長を実感していますね。職場には「仕事を好きになり、楽しむ」という風土が根付いていて、ファナックにはそういう考えの人が多い気がします。

現在、管理職という人を育てる側になり、限界の少し上の仕事を部下に任せる立場になりました。まだ管理職になったばかりですが、これからどんな景色が見えるのかが楽しみです。

理想的なユーザインターフェースの実現に向けては、まだまだ5合目です。言われたことをただ開発するのではなく、お客様の真のニーズを捉え、“真にあるべき姿”を追求し続けたいと思います。