以前は総合機械メーカーでプラスチック加工機の営業として働いていました。国内外のお客様を担当し成功体験を積む中で面白さややりがいも感じていたのですが、世の中が脱プラスチックに向けた動きを加速させていたため、業界や自己成長に限界を感じるようになっていました。はっきりと転職を意識したのは、学生時代の仲間とキャリアの話をしてから。やりがいや自己成長だけでなく、努力と成果に見合った報酬の得られる環境への挑戦を決意しました。

幼い時の原体験もあって「ものづくり」に関われるメーカーを検討。仕事内容も、担当製品の違いこそあれ経験を活かせるものでした。最終的に日立ハイテクに決めたのは面接官との相性。今の上司でもありますが、求められていると感じられる面接の雰囲気でしたし、率直に色々な話をする中で「この人のためなら、自分自身が頑張れる！」と思えたのは大きかったですね。

IoT・デジタル化の更なる普及のみならず、より便利に・効率よく社会を回すため、半導体デバイスへの期待はより大きくなると思います。それは、より高性能な製品を求められる当社装置に対しても同じです。例えば、当社エッチング装置はECR（Electron Cyclotron Resonance）という低圧でのエッチング技術で、小ダメージで微細加工可能という技術的優位性があります。他社より高いと指摘される面もありますが、お客様の期待に応えながら、「良いものは良い」と選んでもらえるような製品づくりを目指して働いていきたいと思います。

何より、中学生時代から描いていた「世の中を驚かせる製品づくり」にもっと深くかかわっていくためにも、お客様の要望に最適解で応えていくだけでなく、自分達からSalesを仕掛けられるチームづくりに着手したいですね。「分かった。そういうことであれば日立ハイテクの提案に乗るしかないね」と言わざるを得ないような仕掛けを、チームみんなで創り上げることが今の目標です。また、お客様の考えていることを掴んでいくためにも、英語力・中国語力も高めていかなければ、と考えています。