自分の将来を模索しているなかで、 中途採用セミナーに参加しました。

私は学生時代の海外経験から、日本の技術をもっと世界中で広めていきたいと考えていました。その想いは就職先を決める際も変わらず、グローバル展開をしているメーカーに就職し、約7年間、電子部品を韓国で営業する仕事に就いていました。学生時代の想いも叶い、やりがいもありましたが、30歳を前にして一度立ち止まって自分の将来を見つめ直しました。

30歳というのは人生の大きな節目。これからのライフプラン・キャリアプランをどのようなものにしていくか模索しているなかで参加したのが、三菱電機の中途採用セミナーです。ですので、現状に不満がありすぐに転職したいというよりも、自分の可能性を探る1つの手段としてのセミナー参加でした。三菱電機は、身近な家電から宇宙まで網羅する、技術力の高い日本を代表する企業というイメージで、参加する前から楽しみにしていました。

商品企画・マーケティング中心の営業!ここなら新たなキャリアが築けると思いました。

実際のセミナーでは、三菱電機という会社がどこを目指しているのか、そして空調冷熱システム事業がどのような戦略を推進しているのか、イタリアのデルクリマ社を買収した目的などの話も聞かせていただき、「世界で勝っていくための道筋」が私にもよく分かりました。

さらに会社・事業だけでなく希望していた営業職に関しても詳しく聞かせていただき「世界各国向け商品の企画・マーケティングを、開発や生産と一緒になって行える営業」に魅力を感じました。前職では、開発に関われることはほとんどなく、営業の仕事としては足を使って売上を積み上げていくようなスタイルでしたが、三菱電機では企画・マーケティングに主体的に携われるということで、新しいチャレンジができると思いました。

霧ヶ峰ブランドは昔から知っていましたし、エアコンや冷蔵庫という身近な製品を扱えるのは面白そうと感じました。また、大きな企業でありながら、特に静岡製作所は営業・開発・製造が近い距離でものづくりをしていることを知り、「ここなら自分がやりたかったことが実現できる」と仕事とキャリアの広がりが具体的にイメージできたことで、入社したいという気持ちが強くなりました。

将来的には様々な国で仕事をし、 いずれはマネジメントにも携わりたいです。

入社後に驚いたのは研修が充実していること。自職場の業務概要はもちろん、空調冷熱の市場や技術に関する座学があり、その後は生産ラインで実際に出荷される製品のチェックなどを経験しました。営業担当ではありますが、生産ラインに入ることで自分がものづくりに携わっている実感がひしひしと湧いてきます。

静岡製作所は地元静岡の人が多いのかなと思っていたのですが、決してそんなことはなく、出身は様々で、私の地元である関西出身の人もいて安心でした。

私はまだ入社間もないですが、すでに製品企画の会議にも参加させていただいています。年齢・役職に関係なく忌憚なく意見がいえるので、私も自分なりの視点を持って、研修中に気づいたことを常に書き留めておくようにしています。

今後は学生時代から夢だった「色々な国で日本の技術・製品を広める仕事」をしてみたいです。また、長期的なキャリアプランとしては、マネジメントする側にステップアップし、人を育てることにもチャレンジしたいと思っています。



~セミナー参加希望者へメッセージ~

私は何事もまずは自分で見て、聴いて、体感するのが重要だと思っています。

情報の取得は様々なツールで可能ですが、自分で理解し納得するには体験するのが一番。

私も人生の節目で一歩踏み出して参加したこのセミナーが、

新たなキャリアを拓いてくれました。