グローバル購買の経験が活かせて、育児と両立できる環境が富士ゼロックスにありました。

私は大学卒業後、米国に留学してMBAを取得し、外資系メーカーの日本法人に就職しました。そこでは主に購買業務に携わり、国内で生産する製品の材料や部品などを調達する直接購買をしばらく担当した後、新たにグローバルで間接購買を共通化するプロジェクトが立ち上がり、私は日本側のファシリテーターとしてそこに参画することに。毎日海外の各拠点とコミュニケーションを取りながら、新たな仕組みを社内に導入していくことに奮闘しました。
バックグラウンドや価値観が異なるさまざまな国籍のメンバーと協業するのはとても刺激的で、大いにやりがいを覚えながらプロジェクトに臨んでいました。しかし、リストラクチャリングの一環で私が勤務していた事業所が閉鎖されることに。私はすでに地元で育児をしながらキャリアを重ねていたため、事業所の閉鎖にともなって、将来的には遠方への転勤の可能性もあり、育児環境や自分のキャリア継続を考えて転職を決意。私がそれまで究めてきた購買業務に引き続き関わることができ、さらに育児と両立できる企業を探していたところ、巡りあったのが富士ゼロックスでした。ちょうどグローバルで購買活動を革新するプロジェクトを展開しており、以前の経験が活かせるポジションがありました。また勤務地である海老名事業所も自宅から通勤できる富士ゼロックスで新たなキャリアを始めようと入社を志望したのです。

入社早々、間接購買をグローバルで共通化するプロジェクトに参画してPMOを担当。

いま富士ゼロックスでは “オールFX”(FXは富士ゼロックスの略称)をスローガンに掲げ、グローバルで一体となって事業や組織の変革に挑んでいます。購買部門においても、日本で築き上げてきた革新的な活動を海外に展開する活動を行っています。これまで各拠点で独自に行っていた購買活動に対して共通の業務改革を進めており、その総仕上げとしてシステム導入のプロジェクトを推進。コンプライアンス・ガバナンスの強化を図るとともに「購買実績の見える化」を行うことでコストダウン施策ができ継続的な改善活動を行うことが狙いです。私は、入社以来このプロジェクトで中国展開の案件に関わっています。現在、富士ゼロックスは中国の上海や深圳など販売・生産会社を5拠点に設けており、中国側のプロジェクトメンバーと電話やSkype会議などでミーティングを行い、毎日のように意見を調整しながらプロジェクトを推進しています。私はそこでPMO(Project Management Office)の役割を任され、全体をファシリテートすることに日々奮闘しています。前職の外資系メーカーでは導入対象先であるローカル側の立場にいた経験がある為、こうしたグローバルなプロジェクトを進めていく上では、現地の状況や考えを理解する姿勢が重要であると感じており、これはもともと富士ゼロックスにいた社員の方々にはない自分の価値だと感じています。
まだ入社して日が浅く、このプロジェクトを通じて私自身も勉強させていただいているような状況ですが、日々新たな学びを得ることにやりがいを感じています。上司や先輩方もみなさん本当に良い人ばかりで、キャリア入社の私にも重要なポジションを任せてくれますし、まず自分で仕事を動かして何か問題が起きれば周囲からのサポートがある。グローバルでの間接購買の共通化は富士ゼロックスにとって非常に大きなチャレンジであり、プロジェクトメンバーみんなで議論しながら一丸となって取り組んでおり、こうした環境もモチベーションを高めてくれます。

グローバルへの社員の意識を高め、富士ゼロックスをもっと強くする力になりたい。

育児との両立も入社当初は不安でしたが、まったく問題ありませんでした。職場もワーキングマザーに対して理解がありますし、会社全体で生産性を高めて定時内で成果を出すという方針なので、むしろ時間的な制約の中で仕事をしてきたワーキングマザーの経験が強みになる。周囲に子育てしながらキャリアアップしている先輩もいらっしゃってお手本にできますし、ここで働くことにストレスを感じることはまったくありません。中国へのシステム導入を完了させた後は、他の地域においても同様のプロジェクトを展開していきます。まずはいま手がけている案件を成し遂げ、将来的にはそこにもぜひ関わっていきたい。環境が許せば、自ら海外に赴いて現地のメンバーと一緒に新しい仕組みを創り上げることにもチャレンジしたいと考えています。
いま富士ゼロックスが掲げている“オールFX”というのは、グローバルでひとつのチームになるということだと捉えています。しかし、社員ひとりひとりがそれを強く意識しているかと言えば、これからというのが率直な印象。優秀な人材が揃っているのに、グローバルと関わっていくなかでは、言語だけでなく多様な価値観の共有やコミュニケーションの向上には課題があり、本来の能力が発揮しきれていない。正直もったいないと思いますし、社員の意識が変わればこの会社はもっともっと強くて良い会社になる。私なりに問題意識を持ち、たとえば海外拠点も含めて人と人がより繋がりやすくなるような仕掛けがあればと、上層部にいろいろと働きかけているところです。こうしてキャリア入社者だからこその視点や発想で、私に新しい機会を与えてくれた富士ゼロックスに恩返しできればと思っています。

※記載されている所属部署やプロジェクトはインタビュー当時のものとなります。