不利な条件を技術と構想力で逆転。この達成感は、クセになる。

半導体製造装置の世界は群雄割拠。低圧処理やプラズマの均一性など、他社を圧倒する技術で優位に立つ場面もありますが、中には不利なコンペもあります。そこを工夫次第でいくらでも勝機を見いだせるのが、プロセス設計のおもしろさ。
ほらF1とかでも、メカニックのサポートやドライバーの技術でカバーして優勝したりするじゃないですか。あれと同じように、処理膜の組み合わせやパターンを切り分ける手順など、他社が思いつかない設計で逆転。そんな場面が何度もありました。
要求仕様に対して、ガス、温度、圧力、処理の手順など、条件の組み合わせは無限。
いってみればパズルを解くような面白さが、プロセス設計にはあるんです。顧客から次々に送られてくる手ごわいパズルをどう解くか。解いては優位性を出し、解いては信頼を積み重ねて、ゼロから大きな取引に育て上げたのが、現在担当する韓国の半導体メーカーです。
たとえばハードマスク工程で、パターンが密集している部分と点在している部分の性能差を解消。こうした斬新なエッチングプロセスを生産ラインに乗せるために、3年がかりで協議を重ね、ついに量産化に成功。その間、先方の技術者やハイテクコリアのメンバーと数えきれないほどマッコリを酌み交わしました。
まだキャリア数年の若手時代のことです。年齢や経験年数に関係なく、意欲があればいくらでも任せてもらえるのが、日立ハイテク。
せっかく挑戦できる環境にいるんだから、チャンスを生かして、いい意味で仕事を楽しみたい。新たな工程開拓を念頭に、これからもどんどん仕掛けていくつもりです。




瀬戸内の穏やかな海を見ながら、世界を変えるデバイス開発に挑む。

私たちの職場は、半導体製造装置のキーテクノロジーともいうべきエッチング装置を手がける笠戸地区。瀬戸内海に面した気候穏やかな山口県下松市にあります。実はここ下松市は、経済誌が発表する「住みよさランキング」で中四国エリア7年連続1位、全国でも上位につける街。出生率も高く、私も2人の子どもを育てています。
こんな暮らしやすい街に住みながら、向き合うテーマは常に世界最先端レベル。連日クリーンルームに詰めて、プラズマのガス圧や温度といった多様なパラメータを細かく調整しながら、顧客の要求仕様を実現するエッチングプロセスを追究。世界中の競合に打ち勝つにはスピードも求められるし、顧客をうならせるブレークスルーも必要です。
私は現在、台湾の世界的な半導体メーカーで新規工程の獲得を狙っていますが、ウェーハ面内の均一な加工性能で他社を大きくリードし、もう少しで本格導入というところまできています。
ここまで2年がかり。確かなゴールにたどり着くためにも、頼もしい仲間がほしいところです。エッチングやデバイスの知識・経験があれば言うことナシですが、プロセス設計の場合、化学の基礎さえあれば、あとはフットワークやコミュニケーション力次第で面白いほど化ける。研修などの手厚いバックアップ体制はまさに日立仕様で、私も米国の大学に留学させてもらいました。
瀬戸内の穏やかな海を見ながら、最先端デバイスの開発を通じて社会の進化に貢献。ぜひご一緒に、世界と勝負しましょう。




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