「インフラ×IT」の前線で旗を振るエンジニアであり続けたい。

前職の電機メーカーでは20年、初めの10年は上下水道プラントの電気設備のPMを担当、後半の10年はインフラとITを融合したスマートシティの新規事業に参画。クラウドシステム開発や海外市場での提案・受注活動のリーダーを務めました。
インフラは、土木・建築・化学・機械・電気、五大工学分野の集合体で、六番目の新たな要素がITでしょう。インフラとITを掛け合わせれば、レガシーなインフラをインテリジェント化して革新できます。前職でスマートコミュニティを手掛ける中、そうした可能性を強く感じ取っていたのですが、会社の方針が変わり事業が中止になったのです。しかも40歳を越えていた私は、前職では役職定年の55歳まで10年あまり、管理職の道を進むしかなく、キャリアの先が見えていました。もともと、前線で旗を振り続けたいと望んでいたので、「インフラ×ITを追求できる企業で働きたい」と思い、転職を考えるようになりました。運良く、JFEエンジニアリングがICTセンターを開設したばかりで、AI・ビッグデータ活用の新部門立ち上げのための人材を募集していることを知りました。これはチャンス。定年後の65歳まで第一線で働けるので 、『まだ20年以上、イノベーティブな仕事に打ち込める』と納得して、転職を決めたのです。とはいえ、『成果を出すまで、5年は必要かな』と予想していたのが、2017年8月に入社して1年半後の18年11月に、AI・ビッグデータ活用のデータ解析プラットフォーム「Pla'cello(プラッチェロ※1)」の運用を開始。AWSサミットでも発表して、業界からベンチマークとして注目を集めるなど、想定をはるかに超える成功体験を短期間で積むことができています。

スピード感にあふれて、組織もプロジェクトも創り出していける。

AIやIoTはITベンダーや新興のAIベンチャーが専門としていて、当社にはノウハウがない領域だと思うかもしれません。しかし、おおもとのビッグデータを持っているのは、当社をはじめとするユーザー企業です。特に私の部署のエンジニアは、ベンダーとの連携を含めて、最初から最後までプロジェクトに関わります。自分たちが考えたアルゴリズムが現場にどう展開され、効果を挙げるかまで見ていけるわけで、とても大きな魅力だと思います。
なにより、『新しい取り組みはやってみなければ分からない。まずはトライアルしよう』というのが当社の風土。トップの意思決定も速いので、入社から現在までの2年ほどの間に、私はインフラやAIの知見・経験を持つメンバーをキャリア採用と社内異動で集めながら、組織を整備・拡大。同時並行で、いくつものプロジェクトを推進してきました。
ごみ焼却炉の炎の画像判断から燃焼を最適に制御するシステム、オペレータ向けのチャットボット、鉄構造物をつなぐボルトの締まり具合の画像解析など、自分たちで実験まで行うことで得られる知見も多くあり、プラントの実問題を解く興味は尽きません。そして、専門知識を持たない社員でもAI・ビッグデータを容易に活用できるデータ解析プラットフォーム「Pla'cello」。これは、Webにたくさん情報が出ているので、検索なさってください。
当社は、夢が果てしなく広がっていく場だと感じています。だから、いま誰もがオフィスソフトを使っているように、AIツールを普通に使う時代が来る、いや、私たちが先陣を切って実現してみせると期して、挑戦を続けていきます。

※記載されている所属部署はインタビュー当時のものとなります。