業界未経験から、世界で勝負できるエンジニアに。


キオクシアは、半導体業界未経験の理系出身者に広く門戸を開放。専攻や専門、業界・業種にとらわれず、意欲と行動力にあふれる人材を積極的に採用している。
なぜ、業界未経験のエンジニアを積極採用しているのか。入社後、どのような活躍を遂げられるのか。キオクシアの成長戦略も絡めながら、生産技術部門を率いる部長二人に語ってもらった。

Profile
(写真左) 安藤 直之(Naoyuki Ando)

第一生産技術部 部長
数理科学科で微分積分学を専攻。1988年東芝入社。情報システム部門に配属。本社、深谷工場、海外現地法人、合弁会社などでSEとして活動。2008年、四日市工場第5製造棟建設に際し、生産システムを立ち上げるミッションを担って着任。2014年4月より現職。

(写真右) 金高 秀海(Hidemi Kanetaka)
第三生産技術部部長
学生時代の専攻は有機化学。1991年東芝入社。液晶ディスプレイのカラーフィルター開発を経て半導体部門へ。97年四日市の現AMDC(先端メモリ開発センター)発足に参画。ドライエッチングプロセスの開発エンジニアとして活動。2010年に生産技術部に移り、2016年4月より現職。
01 世界の半導体市場をリードするために

-今回の募集背景についてお教えください。

金高 第一は、NAND型フラッシュメモリ市場の拡大とともに、当社のビジネスが拡大を続けていることに起因します。人類が生み出すデータ量は日々、加速度的に増えているのに、データをストレージするメモリは圧倒的に不足しています。NAND型フラッシュメモリのリーディングサプライヤーとして、私たちは陣容の拡充を図り、大容量化を進めながら生産量を増やして、より良い製品をより多く供給し、世界市場のニーズを満たしていく責任があります。

安藤 四日市工場では現在、約6,000名のエンジニアが活動しており、膨大な量のNAND型フラッシュメモリを生産しています。しかし、データセンターのストレージがハードディスクから置き換わる、自動車からスマホまでデータを蓄えて利用する…といった時代の流れのなかで、私たちがつくっているNAND型フラッシュメモリは、世の中にはまだまだ足りていないのです。
現在、新しい工場(第6製造棟)の建設を進めるなど、生産増大を図っている最中で、会社もビジネスも拡大の一途をたどっています。これから、ますます大きくなる工場と会社を運営していくためには、外部から新たな人材を積極的に募り、新たな知見を入れながら成長を図ることが大切だと考えています。
02 大事なのは「理系の考え方」

-半導体業界の経験がなくても、専攻が違っていても、本当に活躍できるのでしょうか。


安藤 今回の募集では、エンジニアとしての成長意欲、挑戦意欲を何よりも重視します。半導体の生産には、さまざまな分野の知識・技術が必要になります。技術の裾野が広いので、物理、化学、電気・電子、機械、材料など、どのような理工学の専攻も関連してきます。なので、何らかの理系専攻経験をお持ちであれば、まずは問題ありません。現に私が学生時代に専攻していたのは数学、それも微分積分学。半導体とはまったくの畑違いでした。

金高 大学・大学院で専門研究をするのは、通算で3年ほどでしょう。会社に入ったら10年も20年も取り組みます。あっという間に、担当分野の専門家になれるわけで、学校での専攻は気にしていません。
それより大切なのは、理系のものごとの考え方です。仮説を立てて実験をして、結果が出て、考察して、次の実験の計画を立てる…仮説・実験・検証・改善を繰り返すサイクルは、半導体づくりでもまったく一緒。理系の論理的な考え方が身についていれば、それが必要とされる基本スキルなんですよ。

安藤 ちなみに、第一生産技術部は、主に四日市工場におけるシステムづくり、仕組みづくりを行っています。生産性や効率を改善するために、コンピュータ制御の仕組みを見直したり、ビッグデータやAIを活用して業務の見える化や問題解決を図ったり、ですね。
第二生産技術部は半導体製造プロセスのインテグレーション。工程を通して、いかに高品質の製品に仕上げるか、製品づくりのまとめ役を担っています。

金高 第三生産技術部は、プロセス改善、歩留り改善を軸に、パーツや付帯設備、半導体製造装置の選定・導入、生産ラインやインフラの策定・整備、製造装置の投資計画など、非常に広い範囲の業務を担当しています。
こうした一部~三部の概要を紹介しただけでも、ソフトからハード、インフラまで、技術分野が多岐にわたっていること、それだけ多様な専攻を活かせることを分かっていただけると思います。
03 ひとつの成果が大きな利益につながる達成感

-次に、入社後の教育研修、配属、キャリアプランについてお聞かせください。


金高 業界未経験からのスタートと仮定した場合、充実した導入研修を用意しています。研修を受けながら、実際に仕事をして理解を深めていくのですが、選択して受講できる専門講座、部門内での専門研修、装置メーカーやパーツメーカーの専門家による研修、ウェーハを手に取って一連の流れを体験できる他工場での現場実習など、いくらでも知識・技術を吸収できる体制を整えています。

安藤 配属や異動は総合的な判断のもと、適材適所で決めていますが、できる限り本人の意向・希望を尊重します。現場に詳しい先輩の案内で、四日市工場の実際を見て知ってもらい、あらためて本人の意向を確認するようにしています。もともと、自ら手を挙げる人を認めて評価する文化が脈打っている会社なので、年齢やキャリアに関係なく、一人ひとりの意見やアイデアを大事にしており、いいものは直ちに採用・反映していきます。

金高 仮に業界未経験で入社した場合、2年くらい経験すると、小さいけれど、ひとつのタスクを任されます。5年くらい経つと、小さいタスクをいくつか持ちながら、大きい案件を手がけます。大きいというか、難易度の高い仕事ですね。いろいろな人を動かしながら進めていく必要があり、難しいぶん大きな成果を得られます。

-ずばり、何がキオクシアの強みだと、お二人は感じていますか。


安藤 世界のトップシェアを競っている点でしょう。しかも垂直統合型で、NAND型フラッシュメモリに対する要素技術からデバイスの設計、製造プロセスの開発、装置の共同開発、つくり方の運用、検査・計測のやり方まで、あらゆるフェーズを自社でカバーしています。

金高 私も、そこが当社の強みだと感じています。世界の先端を走っていて、総合力があり、一流の技術を争うところで先行している。最先端のテクノロジーに触れながら、イノベーションに携われるのが、いちばんの魅力ですね。

安藤 半導体は時間との勝負なので、スピード感にあふれています。速くつくって、速く世の中に出して、速く資金回収して、次の投資につなげていく。そういうビジネスモデルだけに、ずっと同じことをやっていたら勝てません。私たちはつねに新しいもの、次のものを求めて挑戦しているのです。そうしたチームに参加することで、自分が持っているスキルを高めながら、世の中の新しい技術、やり方、スキルをキャッチアップできます。ワールドワイドで仕事をする緊張感、達成感と、成長していく自分と会社を、ものすごく実感できると思いますよ。

金高 年次が浅くても、ひとつの成果が会社の大きな利益につながります。例えば、ちょっとした改善が、普通に億単位の利益を生み出すんですね。そうした働きがいに加え、チームで仕事をするなかで、多様な人と出会って、いろいろ触発されます。自分の知らない世界を知ることで、ますます成長でき、視野の広い人間になれます。

04 次から次へと新しいチャレンジの場が待っている

-最後に、応募を考えている方々へのメッセージをお願いします。

安藤 四日市工場のエンジニアは、3分の1がキャリア入社です。専攻・専門や経験はさまざまですが、世界市場のオーダーに応えて「ひとつでも多くつくろう」と、みんなが同じ方向を向いています。団結力があるし、新卒とかキャリアとかまるで関係なく、誰もがいきいき活躍しています。来年には新しい工場の稼働が始まり、第二期の工事もいちだんと進みます。やらなければならないことばかりで、次から次へと新しいチャレンジの場が待っているわけです。
ぜひ私たちの仲間になっていただき、ワールドワイドで勝負する醍醐味を一緒に分かち合いたいですね。

金高 当社は、理系の考え方とコミュニケーション能力、行動力を併せ持ち、ネットワークをつくる力のある人が、個性や持ち味を発揮して活躍できるフィールドです。私たちの使命は、とにかく市場のオーダーに応えること。市場の要求は増すいっぽうなので、私たちの活動も加速を続けています。市場の要求に応えていく限り、会社もビジネスも大きくなるので、心配はしていません。
さらに、二次元の高集積メモリから三次元の高積層メモリへ、フラッシュの市場が広がっているうえ、DRAMとフラッシュの中間に位置するSCMも脚光を集めています。市場の範囲も拡大しつつあるわけで、将来にわたって伸びていく業種だと確信しています。
大いに発展が望めるグローバルマーケットに身を置き、その先陣を切って走っていけるのです。これほどエキサイティングな環境は、他ではなかなか味わえないでしょう。これから入社する皆さんも、世界で勝負できるエンジニアとして羽ばたける環境だと思います。

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