セミナーで興味を持った「原価企画」。

前職は自動車メーカーの子会社で車の内装設計を行っていました。ゼロから1を生み出す設計はとてもパワーが必要です。30歳を過ぎた頃から「自分はいつまで設計の仕事を続けられるのだろうか」と思い始めました。そして「設計ではなく、今までのスキルを活かして、何か次のステップに踏み出したい」と思い、転職活動を始めました。でも具体的に「これ」というものはなく、製造に近い購買など、製品を近くで見られる仕事を検討したりしていたのですが、あまりぴんとくるものはありませんでした。

そんな時、クボタでセミナーが行われることを知りました。最初は「大きい会社だからちょっと行ってみようか」というくらいの気持ちで参加してみたところ、担当の方から「原価企画に興味はないか」と声をかけられました。原価企画という仕事は、図面を見て、原価低減の提案を行う部分で設計のスキルが活かせること、一つの製品だけではなく、製品群単位で担当するため、俯瞰的かつ横断的に全体を見通すことができるおもしろさなどを知り、ぜひこの仕事をしてみたいと思いました。

常にWinWinを大切にする。

QCD(品質・コスト・納期)を関係部署(設計・調達・営業・製造)とコミュニケーションを取りながらコントロールし、利益を上げていくことが原価企画の仕事です。原価企画では一人に一機種全体が任されます。私は今、北米工場で生産している芝刈り機を担当しています。前職での経験から樹脂には詳しかったのですが、板金や鋳物に関しては入社してから学びました。早いうちから全体を任せてもらえることで、覚えるスピードも早かったように思います。会社の利益に直結する仕事だけに責任も重く「想定外のことを想定外にしない備えを持つ」ことなど、求められることは多いですが、挑戦する楽しみも感じています。

今、クボタは様々なことが変化している時期。今までは技術部門発信で行ってきた新機種の開発なども、お客様からの要望で開発が行われるという流れも多くなってきています。流れが逆になることで、改善点も増えてくるのですが、こんな時にこそ、他社で仕事をしてきた私たちのようなキャリアの「目」が必要になります。そしてその外からの視点を受け入れてくれるクボタだからこそ活躍できる場があるのだと思います。関係する部門がとにかく多いのが原価企画の仕事。今後も、単に「コストを下げる」のではなく、それぞれの部門、取引先すべてがWinWinになり、一緒に利益を生み出せることを目標に、楽しみながら仕事を進めたいと思っています。
※このページで紹介しているインタビューの内容及び社員情報は取材時のものです。