ひとつの場所に腰を据えて、材料系の知識を活かしたかった

前職は新卒で建設会社に入社し、施工管理として働いていました。トンネルなど大規模工事に携われるやりがいは非常に大きかったのですが、想像以上に転勤が多くありました。もともと何事も腰を据えて取り組みたいタイプでしたから、学生時代に学んだ知識を活かして落ち着いて働ける環境を探し始めました。そんな中で京セラの生産技術募集を見つけ、すぐにとびつきました。稲盛名誉会長は母校のOBということもあり、京セラにはポジティブなイメージを持っていました。材料系の仕事に就けることはもちろん、福利厚生面の充実による働きやすさなども魅力に感じ入社を決めました。

入社直後に加工機測定プロジェクトの推進役に抜擢!

八日市工場に配属されて以来、一貫して従事しているのはファインセラミック部品の加工機の精度測定です。経年劣化した機械の性能を定量化・可視化することで、不良部品の出現率低減及び加工機の予防保全を図るのが大きな狙いです。測定器の使い方なんて全く知らなかったですし、アサインされた当初は正直不安でした。しかし、ともに測定を行う上司が業務遂行に必要となるあらゆることを丁寧に指導してくださいましたし、分からないことは何でも聞くことができる風土なのはありがたかったです。全ての加工機の測定完了には半年もの期間を要するため、製造現場の協力無くして実現はできません。そのためのルール策定、部門への説明会実施といった重要な業務も「やってみるか」と入社間もない自分が一任されました。そんな大役を担うことになるとは想像もしていませんでしたが、今思うと「チャレンジ力」が問われる、まさに京セラらしい任せ方。常にサポートしてくれる上司や第一線の仕事を任せてもらっている期待に応えたいという気持ちが原動力になっています。

「何でも聞けて、貪欲に学べる」場所で実感する自身の成長

先ほども申し上げましたが、入社当初はファインセラミックの知識は全くありませんでした。でも、業務で困ったことは実は今まで一度もありません。それは、何か問題が起こりそうな予兆を感じたら制御、機械、電気、洗浄などあらゆるプロフェッショナル達に何でも気軽に相談し、解決できる環境であることが大きいと思います。自分から積極的に動いて相談すれば、常にこちらが求めている明快な答えを得ることができます。さらに、とても心強いのがセラミックに関する知識を体系的に学べる研修の存在です。実際の仕事に役立つ非常に実践的な内容を習得できますから、着実に成長できている実感が持てます。テストもあるのでしっかりと単位を取得できるよう頑張って勉強しています。京セラは「ちゃんとご飯食べてるか?」など日々の生活についても気にかけてくださる方が多いのも特長だと思います。そんな家族的なコミュニケーションは、キャリア入社の僕にとってはすごくありがたいです。

より幅広い役割と責任を持って、全社の品質向上を担っていきたい

現在取り組んでいる精度測定は今後も継続的に実施していく予定です。ゆくゆくは設備管理部門に測定業務の引き渡しが必要となるため、マニュアル作成・整備なども進めていかなくてはなりません。また、測定結果をふまえて加工機のランク付けを行い、メーカーに修理を依頼するものと自前で改善を図っていくもののセグメンテーションも重要なミッションです。これまでに経験したことのない業務も数多く控えていますが、入社以来築いてきた人脈、培ってきた知識や経験を活用すればどんな壁が立ちはだかっても必ず乗り越えていけると思っています。将来的には八日市工場と国分工場の生産技術課を結ぶ役割を担うことで、全社的な品質水準向上に貢献していきたいという目標もあります。そんな重要な役割を自分が担っているという何物にも代えがたい使命感、そして大きなやりがいを糧に技術者として成長し続けていきたいと思います。