三菱電機の技術を支える存在

世界39カ国に展開し、家電から人工衛星までさまざまな事業に取り組む三菱電機が目指しているのは、「持続可能な社会」と「安全・安心・快適性」が両立する豊かな社会の実現に貢献すること。そして、そうした社会を実現するための技術を生み出すことが、私たち研究開発部門のミッションです。研究開発部門は、三菱電機の全ての事業に関わる最先端技術の拠点。全事業を支える基盤技術の開発から新製品に使われる技術開発、そして将来の新事業の「種」を生み出す研究開発に至るまで幅広く取り組むことで、より良い未来社会を創る役割を担っています。

三菱電機のDNAが技術を進化させている

研究開発部門が注力するのは、「エネルギー」「ビル」「公共」「交通」「自動車機器」「ITソリューション」「通信」「産業・FA」「半導体・電子デバイス」「ホームエレクトロニクス」「空調・冷熱」「宇宙」の三菱電機が掲げる12分野すべて。いずれの事業にも私たちが密接に関わっています。プロジェクト単位で人の行き来も活発に行われ、事業部とともに動いているプロジェクトは大きなものだけでも数十は下りません。新たな技術がさまざまな事業や製品に活かされ、磨かれることで技術の質を高めています。こうした事業部連携の文化は、私たちのDNAと呼べる部分かもしれません。
一方で、事業部との距離の近さはあるものの、研究開発部門としての独立性や自主性も当然重視しています。事業部とは独立した新たな技術開発など未来への投資も積極的に行うことで、次々に新しいプロジェクトが生まれています。

社会を動かしているという誇りと使命感

「三菱電機が開発をやめると、世の中が止まってしまう」そう言えるものがいくつもあるということは、働く上で私たちの誇りであり、日々使命感を感じて技術開発に取り組んでいます。私たちが社会のベースを支えているという自負があるからこそ、たとえ今すぐに使えなくてもいつか社会から必要とされる・・・そう思える筋の良い研究は、何年でも信念を持って継続させる。そんな文化が三菱電機には根付いています。
20年、30年先の社会で必要とされるために、私たちはさまざまな分野で研究開発を進める中で生まれる特許出願にも力を入れています。2016年には国際特許出願数において三菱電機が世界4位(日本企業1位)。また、全業種を対象にした特許資産規模ランキングにおいても国内企業1位を獲得(個別特許の注目度を得点化する「パテントスコア」を用いた評価において、2015年4月1日から2016年3月末までの集計)。こうした一つひとつの積み重ねが、次の時代を支える技術を生み出していくと、私たちは考えています。

研究開発部門の成長戦略とは

三菱電機では、研究開発における戦略を以下のように定めています。
・強い事業をより強くする研究開発
・未来社会のあるべき姿を実現するための研究開発
・パラダイムシフトにより事業に影響を与える破壊的技術の研究開発
この中でも特に注力しているのが「未来社会からのバックキャスト」つまり、あるべき姿を想像し、そこで必要となる技術を生み出そうという発想です。社内のSNSを使い、「こんな未来になると嬉しい・・・そのためには・・・」という意見を自由に出し合う取り組みを行っています。こうした取り組みから実際に予算がついて、プロジェクトとして動き始めているものもいくつか生まれています。近年、私たちを取り巻く環境や技術は驚異的なスピードで進化を続けており、一つの技術が世の中をガラリと変えることすらあります。そうしたイノベーションを、私たちの手で生み出したい。そうした思いを持ち、私たちは研究開発に取り組んでいます。