今後、日本の基幹産業として期待される航空機業界

航空機業界の市場規模がどれくらいか、ご存知でしょうか。

世界主要国の航空機製造業生産高は年間約24.5兆円。
対し日本の航空機産業の生産高は約1兆円。アメリカの12分の1の規模。
航空宇宙産業全体で見ても、売上高の対GDP比は欧米の主要先進国で1%を超えているのに対し、日本はまだまだ0.29%(2013年※1)。
言い換えれば、これからまだまだ成長の余地がある、現在、スタート地点にある業界だといえます。

航空機は数多くの部品で構成されており、例えばB777は約300万点の部品。
自動車の部品点数が2~3万点と言われていますので自動車産業以上に裾野が広い業界。
将来は自動車産業、それ以上に日本経済を支える基幹産業になると注目されている分野なのです。

経済産業省が出した『産業構造ビジョン』の中でも、航空機産業を戦略産業として積極的に育成すると位置づけ、
日本を次世代環境航空機の世界拠点として航空機産業に高付加価値化することを国全体として目指しています。
世界のマーケットをみても民間航空機市場は年率約5%で増加し、今後20年間の市場規模は約4兆ドル程度と現在の2倍になる見通しです。

(※2015年3月中小企業庁)

世界で「際立つ」存在感のある航空機メーカーを目指して

SUBARUといえば、『クルマ』のイメージが強いと思いますが、
私たちの前身は、かつて日本の名門航空機メーカーといわれた「中島飛行機」。
創業は1917年です。以来、約100年にわたって私たちは航空機の開発・生産を進めてきました。

「中島飛行機」の技術とスピリットを受け継ぎ、
現在は主翼などの複合材を含む航空機構造の開発・生産技術、戦闘ヘリコプター、無人機や
高度なシステムインテグレーション技術などさまざまなカテゴリーでナンバーワン技術を有しています。

防衛省関連事業では、
国産初のジェット機「T-1」をはじめとし、数々の練習機、ヘリコプターを納入。
また防衛関連の無人機のほとんどをSUBARUが開発し納入しています。

民間機関連事業では、
ボーイング社の大型旅客機「767」「777」「787」の主に中央翼(左右の主翼と胴体をつなぐ重要な部分)を共同開発・生産、
エアバス社とも超大型旅客機A380の製造を通じて協力。
さらにJAXA(宇宙航空研究開発機構)の研究開発との超音速試験機(D-SEND)の開発など、新たな分野にも積極的に挑戦しています。
半田工場で生産されている中央翼。胴体と主翼の接合部分であり、中身は燃料タンクという高水密・高強度が求められる難しい部分。
宇都宮製作所(南工場)の「自動打鋲機(リベッター)」。ボーイング777の中央翼などの製造に使われスキン(外板)とストリンガー(補強材)等をリベットで締結する際、穿孔~皿取り~ファスナー挿入~打鋲(カシメ)~シェービング(平滑化)の一連作業を自動で行う設備。

本格的なキャリア採用をスタート

『航空機』というと、
「異業界の経験は活かせないのでは?」「そもそも業界経験者ではないと応募できないのでは?」 と思われるかもしれませんが、
航空機の技術分野は多岐にわたっており、 異業界からの方が活躍できるフィールドが十分にあります。

SUBARUは年率約5%で伸びていく市場の期待に応えるため、
現在、体制固めを進めており今回のキャリア採用はその一環です。

私たちは新中期経営ビジョン「際立とう2020」において
『新たな価値を創造し続けるグローバル・キープレーヤー』というビジョンを掲げています。

たとえば、独自無人機技術や複合材技術、さらには製造現場での独創的発想による機械化・自動化技術の開発など、
SUBARUには独自の発想による新たな技術や新たな価値を創造することに無上の喜びを感じる風土があります。

これは当社の大きな特徴であり、魅力。
この風土を大事にしながら、新たな価値の創造に挑戦し続けていきます。
具体的にはボーイング新型旅客機777Xなど新規事業を取込むことで、目指すのは売上高1000億円超えです。

私たちと共に航空機はもちろん、これからの航空宇宙カンパニーを作り上げていただける方を募集します。