入社1年目から自分の意見が言える、風通しの良さ。

私はSUBARUに新卒で入社しています。
就職活動では乗り物やインフラなど、大きな製品に携われるような企業を志望していましたが、当社への入社の決め手になったのは、何でも本音で話す会社の風土。

会社の強みも弱みも、ありのままの姿を学生に伝えている姿勢から、働く環境の良さを感じ、SUBARUで働く決意を固めました。

その風土は入社直後にも実感。会議などで自分に意見を求められることも多く、耳を傾けてアドバイスをくれる先輩や上司の姿勢が大変ありがたかったです。

最初に任された仕事は、量産組立が開始された直後の機種における組立の支援。私たちの仕事は、設計部門が作りあげた設計情報を読み解き、製造現場が作業できるように橋渡しをするのが主な役割で、対象範囲は非常に広いのが特徴です。

手順書の作成、組立に必要な治具・工具の手配や改良、不具合の改善など様々な仕事を次々に挑戦させてもらいながら、自分が想像していなかった速さで経験を積んでいくことができたと感じています。

新機種の立上げにあわせて、20年ぶりの設備導入を担当。

そのような仕事を経て、2年前から携わっているのが、ボーイング777X※1.にも使用される「自動打鋲機(リベッター)」※2.という大型設備の導入プロジェクトです。

ボーイング777Xがまだ設計段階という状況において、製造設備の導入を進めるのは至難の業。しかし、設計が固まってから動くのでは製造が間に合わないため、日々設計部門と連携を取りながら設備の仕様を決めていくという、大きなチャレンジの機会になりました。

開発先メーカー選定のために、アメリカやドイツの現地見学に赴くことからはじまり、オーダーメイドだからこその細かな仕様の調整を経て、つい先日アメリカの製造工場にて当社に出荷される直前の検査に立ち会ったところです。2年間、何度も海外を往復しながら進めた仕事でしたので、高さ6m×幅15mのリベッターが動く様子を目にした時は、喜びもひとしおでした。

また、今回のプロジェクトは、人の手をなるべく省くための「自動化」も大きなテーマ。導入後は、この工程に配置する人手を半分にすることができ、品質とコスト競争力を兼ね備えた進化を実現できる見込みです。

現在30歳。入社当時の私は、今の私がこんな仕事を任されているなんて想像もしていませんでした。でも、それが実現できるのがSUBARUの良さです。これからも様々な課題に挑戦し続ける中で、航空機の安全と責任を担うやりがいを感じ続けたいです。


※1. ボーイング777Xとは、1995年に就航開始した大型旅客機ボーイング777の後継機。主要構造部位の約21%を日本の航空機メーカーが製造分担する。2017 年に生産を開始、2020 年の初号機納入を目指している。

※2. リベッターとは、スキン(外板)とストリンガー(補強材)等をリベットで締結する際、穿孔~皿取り~ファスナー挿入~打鋲(カシメ)~シェービング(平滑化)の一連作業を自動で行う機械。桁へのボルト装着にも使用している。