ものづくりに貪欲な環境で、世界を沸かせる製品をつくっていきたい。

現在、私は業務用パッケージエアコンの室外機のインバータを設計しています。
私が三菱電機に入社して、まず驚いたのは、基本的に上司がメンバーの主張に対して「ダメだ」と頭ごなしに否定することはないということ。上司とは「こんな仕様ならどうか」「こういった方針の方がいいんじゃないか」と建設的な議論を重ねることの方が多い。機種のモデルチェンジでは機械や制御を専門とする担当者と打合せをしながら進めるのですが、自分の実現したい製品が形になって日本や世界に届けられるのは開発者としての大きな喜びのひとつとなっています。

課のメンバーとはいつも「何かいい解決策はないか」とデスクで意見交換をしていますし、こうした三菱電機の“ものづくり”に貪欲な環境を最大限に活用しながら、今後も世界を沸かせるような製品をつくっていきたいと思っています。

まだまだ海外市場には開拓の余地がたくさんありますし、各国独自のニーズに対する知見を広げ、将来的には、世界に向けてより深い提案ができるようなエンジニアになっていきたいと考えています。

入社後初のプロジェクトはタイ工場の立上げ。チャレンジを奨励する風土も魅力。

前職時代は、自動車に搭載するインバータの設計を担当していました。「もっと上流で仕事がしたい」「国際的に活躍するエンジニアになりたい」という想いから三菱電機に転職。

私の希望を受け入れてくれたのかどうかは分かりませんが、入社して最初に任されたプロジェクトはタイ工場の立上げでした。空調における回路図の描き方、制御の仕組み、設計の際の留意点などをOJTで学びながら、上司とともに1年間、タイ工場での量産を成功させるために奔走。決して簡単な仕事ではありませんでしたが、今でも当時の経験は私の財産になっていますし、社員のチャレンジを積極的に奨励する風土は三菱電機の大きな魅力だと思います。

今の部署には転職者の方も多いのですが、インバータの経験さえあれば比較的スムーズに弊社のプロジェクトに参加することができると思いますし、皆さんにもぜひ三菱電機で世界規模のプロジェクトに挑んでほしいと思っています。私たちとともに、一緒にいいものをつくっていきましょう。

※ 役職・記事内容等は、取材当時のものです。